
Rishi: Atharvanic/Angirasa tradition (attribution varies by anukramaṇī for AV 11.3)
Devata: Śāpa/Abhicāra (the efficacious power of speech); implicitly the forces governing hearing (śrotra)
Chandas: Prose/Anuṣṭubh-fragment (late Atharvanic style; not a full metrical pāda)
AV 11.3 は、アタルヴァン系の散文調で展開される長大なアビチャーラ(強制・呪詛)連鎖であり、言語を「実行可能な力」として扱う。すなわち、精密な言辞行為によって、敵対者を縛り、向きを変えさせ、損傷させうる。顕著な筋として、相手の śrotra(聴覚・耳)を標的にし、聾(ろう)を明示的に呪う箇所があり、また隣接する段では同じ技法が拘束として用いられ、対象の定位・方向づけを固定して、振り向くことも逃走することも反撃することもできないようにする。さらに本讃歌は prāṇa–apāna(生命気の出入)という「気息技術」を統合し、強制と安定化の双方を「先行するリシたち」の先例によって正当化された効験として枠づける。
Mantra 1
ओदनः। (१) तस्यौ॑द॒नस्य॒ बृहस्पतिः॒ शिरो॒ ब्रह्म॒ मुख॑म्
(オーダナ〔米粥〕。)そのオーダナにおいて、ブリハスパティが頭であり、ブラフマン(brahman)が口である。
Mantra 2
द्यावा॑पृथि॒वी श्रोत्रे॑ सूर्याचन्द्र॒मसा॒वक्षि॑णी सप्तऋ॒षयः॑ प्राणापा॒नाः
天と地はその耳、太陽と月はその眼。七人の聖仙はその入息と出息(prāṇa・apāna)である。
Mantra 3
चक्षु॒र्मुस॑लं॒ काम॑ उ॒लूख॑लम्
杵はその眼、臼は欲(kāma)である。
Mantra 4
दितिः॒ शूर्प॒मदि॑तिः शूर्पग्रा॒ही वातोऽपा॑विनक्
ディティ(Diti)は箕(み)であり、アディティ(Aditi)はその箕を執る者である。風は糠(ぬか)と滓(かす)をすでに吹き払った。
Mantra 5
अश्वाः॒ कणा॒ गाव॑स्तण्डु॒ला म॒शका॒स्तुषाः॑
馬はその穀粒、牛はその米粒、蚊はその殻(ぬかがら)である。
Mantra 6
कब्रु॑ फली॒कर॑णाः॒ शरो॒ऽभ्रम्
褐色のもの、実りを促すもの。葦(あし)であり――また雲である。
Mantra 7
श्या॒ममयो॑ऽस्य मां॒सानि॒ लोहि॑तमस्य॒ लोहि॑तम्
その肉は黒ずみ、赤みは――まことに赤い。
Mantra 8
त्रपु॒ भस्म॒ हरि॑तं॒ वर्णः॒ पुष्क॑रमस्य ग॒न्धः
錫がその灰、緑がその色合い、蓮華がその香りである。
Mantra 9
खलः॒ पात्रं॒ स्फ्यावंसा॑वी॒षे अ॑नू॒क्येऽ
打ち場がその器、二つの箕(み)扇は――守護のため、次なる(儀礼)において……
Mantra 10
आ॒न्त्राणि॑ ज॒त्रवो॒ गुदा॑ वर॒त्राः
腸、鎖骨の関節、肛門――これらが、縛り保つための革紐である。
Mantra 11
इ॒यमे॒व पृ॑थि॒वी कु॒म्भी भ॑वति॒ राध्य॑मानस्यौद॒नस्य॒ द्यौर॑पि॒धान॑म्
まさにこの大地こそが煮炊きの釜となる。調えられつつある粥(odana)には、天がその蓋となる。
Mantra 12
सीताः॒ पर्श॑वः॒ सिक॑ता॒ ऊब॑ध्यम्
畝(うね)は肋となり、砂は結び付けて縛るための締め具となる。
Mantra 13
ऋ॒तं ह॑स्ताव॒नेज॑नं कु॒ल्योऽप॒सेच॑नम्
ṛta(宇宙の正しい秩序)は手を洗い清めること、溝(みぞ)は水を注ぎ散らすこと。
Mantra 14
ऋ॒चा कु॒म्भ्यधि॑हि॒तार्त्विज्येन॒ प्रेषि॑ता
聖なる詩句(ṛcā)によって、おお壺(kumbha)よ、汝はここに据え置かれる――祭司の奉仕(ṛtvijya)により促され、遣わされて。
Mantra 15
ब्रह्म॑णा॒ परि॑गृहीता॒ साम्ना॒ पर्यू॑ढा
ブラフマンの霊力により四方より抱きとられ、サーマン(Sāman)の詠唱によりめぐり運ばれる。
Mantra 16
बृ॒हदा॒यव॑नं रथन्त॒रं दर्विः॑
柄杓(darvī)は、ブリハト(Bṛhat)の大いなる進みであり、またラタンタラ(Rathantara)の聖詠である。
Mantra 17
ऋ॒तवः॑ प॒क्तार॑ आर्त॒वाः समि॑न्धते
季節(ṛtavaḥ)は時にかなって、煮炊きする者たち(paktāraḥ)は季節に従い、そろって火を燃え立たせる。
Mantra 18
च॒रुं पञ्च॑बिलमु॒खं घ॒र्मो॒३भी॑न्धे
ガルマ(Gharma)の熱は、供物の粥カール(caru)を燃え立たせる――それは五つの口をもち、五つの孔によって受ける。
Mantra 19
ओ॒द॒नेन॑ यज्ञव॒चः सर्वे॑ लो॒काः स॑मा॒प्याः
煮飯(odana)と祭祀の言葉(yajñavac)とによって、あらゆる世界は余すところなく獲得される。
Mantra 20
यस्मि॑न्त्समु॒द्रो द्यौर्भूमि॒स्त्रयो॑ऽवरप॒रं श्रि॒ताः
その中に、海と天と地――この三つは――下と上とにわたり、堅く据え置かれて依りとどまる。
Mantra 21
यस्य॑ दे॒वा अक॑ल्प॒न्तोच्छि॑ष्टे॒ षड॑शी॒तयः॑
その「残余(ウッチシシュタ)」の中に、神々は秩序正しく据えられた――六と八十、すなわち八十六柱までも、数を満たして。
Mantra 22
तं त्वौ॑द॒नस्य॑ पृच्छामि॒ यो अ॑स्य महि॒मा म॒हान्
われは汝、オーダナ(Odana、炊き飯・供物)に問う。大いなる者よ、汝のこの偉大さとは何か、かくも甚だ大いなるは。
Mantra 23
स य ओ॑द॒नस्य॑ महि॒मानं॑ वि॒द्यात्
オーダナ(Odana)の偉大さを知る者――その者こそが、その力を真に具する。
Mantra 24
नाल्प॒ इति॑ ब्रूया॒न्नानु॑पसेच॒न इति॒ नेदं च॒ किं चेति॑
「これはわずかだ」と言ってはならない。「潤し(灌ぎ)を欠く」とも言ってはならない。さらに「これはいったい何なのか」とも言ってはならない。
Mantra 25
याव॑द् दा॒ताभि॑मन॒स्येत॒ तन्नाति॑ वदेत्
施す者がまだ心をそれに定めぬかぎり、それについて度を越して語ってはならぬ。
Mantra 26
ब्र॒ह्म॒वा॒दिनो॑ वदन्ति॒ परा॑ञ्चमोद॒नं प्राशीः३ प्र॒त्यञ्चा३मिति॑
ブラフマンを語る者らは言う。「汝は外へ向いた粥を食した。〔また〕汝に向いた〔粥をも食した〕」——彼らはそのように宣する。
Mantra 27
त्वमो॑द॒नं प्राशी३स्त्वामो॑द॒ना३ इति॑
「汝は粥を食した。しかして粥どもは(返って)汝を食した」——かく言い伝える。
Mantra 28
परा॑ञ्चं चैनं॒ प्राशीः॑ प्रा॒णास्त्वा॑ हास्य॒न्तीत्ये॑नमाह
「汝はそれを外向きにして食した。諸気(prāṇa)は汝を捨て去るであろう」——人は彼にかく告げる。
Mantra 29
प्र॒त्यञ्चं॑ चैनं॒ प्राशी॑रपा॒नास्त्वा॑ हास्य॒न्तीत्ये॑नमाह
「汝はそれを己に向けて食した。下行の気(apāna)は汝を捨て去るであろう」——人は彼にかく告げる。
Mantra 30
नैवाहमो॑द॒नं न मामो॑द॒नः
われはまことにオーダナ(粥飯)にあらず。オーダナもまた、われ自身にあらず。
Mantra 31
ओ॒द॒न ए॒वौद॒नं प्राशी॑त्
オーダナそのものが、オーダナを食した。
Mantra 32
(२) ३२-४९ मन्त्रोक्ताः। ३२, ३८, ४१ (प्रथमा), ३२-४९ (सप्तमी) साम्नी त्रिष्टुप्, ३२, ३५,४२ (द्वितीया), ३२-४९ (तृतीया) ३३-३४, ४४-४८ (पञ्चमी) एकपदाऽऽसुरी गायत्री, ३२, ४१, ४३, ४७ दैवी जगती, ३८, ४४, ४६ (द्विo), ३२, ३५-४३, ४९ (पञ्चo) एकपदाऽऽसुर्यनुष्टुप्, ३२-४९ (षष्ठी) साम्न्यनुष्टुप्, ३२-४९ (प्रo) आर्च्यनुष्टुप्, ३७ (प्रo) साम्नी पङ्क्तिः, ३३, ३६, ४०, ४७-४८ (द्विo) आसुरी जगती, ३४, ३७, ४१, ४३, ४५ (द्विo) आसुरी पङ्क्तिः, ३४ (चo) आसुरी त्रिष्टुप्, ३५, ४६, ४८ (चo) याजुषी गायत्री, ३६-३७, ४० (चo) दैवी पङ्क्तिः ३८-३९ (चo) प्राजापत्या गायत्री, ३९ (द्विo) आसुर्युष्णिक्, ४२, ४५, ४९ (चo) दैवी त्रिष्टुप्, ४९ (द्विo) एकपदा भुरिक्साम्नी बृहती। तत॑श्चैनम॒न्येन॑ शी॒र्ष्णा प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
「汝の最年長の者より、汝の子孫は滅びゆく。」—彼はその者にかく告げた。ついで彼を、別の頭で食らった。まさに古のリシ(ṛṣi)たちがこの者を食した、そのごとくに。
Mantra 33
ज्ये॒ष्ठ॒तस्ते॑ प्र॒जा म॑रिष्य॒तीत्ये॑नमाह
「汝の子らは最年長の者より死にゆくであろう」――彼にこのように告げる。
Mantra 34
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॑ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、われは、こちらへ来る者とも、あちらへ去る者とも、また我に向かって戻る者とも見なさない。
Mantra 35
बृह॒स्पति॑ना शी॒र्ष्णा
ブリハスパティ(Bṛhaspati)を清めの力として、頭を器として。
Mantra 36
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
それによって彼に食させ分かち与えた。それによって彼を(その)目的へ到達させた。
Mantra 37
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana、供儀の飯)—あらゆる肢を具え、あらゆる関節を具え、全身を具える。
Mantra 38
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全ての肢を具え、全ての関節を具え、全身円満となって、完全へと成就する。
Mantra 39
३२॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्यां॒ श्रोत्रा॑भ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、ほかの二つ、すなわち両耳によって、彼にこれを受けさせよ。古のリシたちもまた、その二つによってこれを受けた。
Mantra 40
ब॒धि॒रो भ॑विष्य॒सीत्ये॑नमाह
「汝は聾となるであろう」――かく彼に告げる。
Mantra 41
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
彼を、まことに、我は此方にも向けず、彼方にも向けず、また後ろへも向けぬ。
Mantra 42
द्यावा॑पृथि॒वीभ्यां॒ श्रोत्रा॑भ्याम्
天と地とにより、二つの耳(聴聞の力)により。
Mantra 43
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、彼に食べさせた。その二つによって、彼を出立させた(駆り立てた)。
Mantra 44
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことに煮飯(オーダナ odana)である。あらゆる肢を備え、あらゆる関節を備え、身体のすべての部分が完全である。
Mantra 45
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
肢は全きもの、節は全きもの、身は全きものとして——かく知る者は、まったくの完全へと成る。
Mantra 46
३३॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्या॑म॒क्षीभ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、汝は別の二つの眼によって彼を食した——まさにその眼によって、いにしえの聖仙たちはこれを食したのである。
Mantra 47
अ॒न्धो भ॑वि॒ष्य॒सीत्ये॑नमाह
「汝は盲とならん」——かく彼に告げたり。
Mantra 48
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
彼を、まことに我は——こちら向きでもなく、あちら向きでもなく、後ろ向きでもなく——容れず(許さず)。
Mantra 49
सू॒र्या॒च॒न्द्र॒म॒साभ्या॑म॒क्षीभ्या॑म्
太陽と月とを汝の両眼として。
Mantra 50
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、わたしは彼に食させた。その二つによって、わたしは彼を進ませ、定められた境地へと赴かせた。
Mantra 51
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्वपरुः॒ सर्व॑तनूः
まことにこのodana(供食の炊飯)は、あらゆる肢を備え、あらゆる関節を備え、全身として完全である。
Mantra 52
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全身の肢を具え、すべての関節そろい、身は円満となる。
Mantra 53
३४॥ तत॑श्चैनम॒न्येन॒ मुखे॑न॒ प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それより後、汝は彼に別の口によって食させよ――まさに古のリシ(ṛṣi)たちがこれを食したその口によって。
Mantra 54
मु॒ख॒तस्ते॑ प्र॒जा म॑रिष्य॒तीत्ये॑नमाह
「汝の口より、汝の子孫は滅びよう。」――彼はそのように彼に告げた。
Mantra 55
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに私は、こちら向きでもなく、あちら向きでもなく、また(私に)逆らって背を向ける者でもない、と捉える。
Mantra 56
ब्रह्म॑णा॒ मुखे॑न
ブラフマン(brahman)によって、口をもって(器として)。
Mantra 57
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
これによって彼に食べさせ、これによって彼を起たせて行かしめ、前へと送り進めた。
Mantra 58
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことに、オーダナ(odana、煮飯の供物)は、あらゆる肢を備え、あらゆる節を備え、全身にわたるものである。
Mantra 59
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
あらゆる肢を備え、まさにそのとおりあらゆる節を備え、全身にわたり——このように知る者は、まるごと完全となる。
Mantra 60
३५॥ तत॑श्चैनम॒न्यया॑ जि॒ह्वया॒ प्राशी॒र्यया॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち汝は、別の舌をもって彼を食らい尽くした――まさにその舌によって、古の聖仙(ṛṣi)たちがこの同じものを食したのである。
Mantra 61
जि॒ह्वा ते॑ मरिष्य॒तीत्ये॑नमाह
「汝の舌は滅びるであろう」――彼はそのように彼に告げた。
Mantra 62
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、われはまことに、こちらへも向けず、あちらへも向けず、また引き返させもしない。
Mantra 63
अ॒ग्नेर्जि॒ह्वया॑
アグニ(Agni)の舌によって。
Mantra 64
तयै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तयै॑नमजीगमम्
それによって彼を食した。それによって彼を進み出させた。
Mantra 65
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odaná、煮飯の供食)である。すべての肢において具足し、すべての関節において具足し、全身において具足する。
Mantra 66
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
すべての肢において具足し――まことに、すべての関節において具足し、全身において具足する――このように知る者は、そのように成る。
Mantra 67
३६॥ तत॑श्चैनम॒न्यैर्दन्तैः॒ प्राशी॒र्यैश्चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、汝はほかの歯で彼を食せよ――まさにその歯によって、いにしえのリシ(ṛṣi、聖仙)たちはこの(食)を食した。
Mantra 68
दन्ता॑स्ते शत्स्य॒न्तीत्ये॑नमाह
「汝の歯は百年にわたり保たれよ」——彼は彼にこのように告げた。
Mantra 69
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに私は、こちらへも向けず、あちらへも向けず、また(私へ)引き返させもしない。
Mantra 70
ऋ॒तुभि॒र्दन्तैः॑
季節をその歯として。
Mantra 71
तैरे॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तैरे॑नमजीगमम्
それらによって、わたしは彼に食べさせ、それらによって彼を前へ導いた。
Mantra 72
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
まことにこれこそオーダナ(Odana)である——あらゆる肢を具え、あらゆる関節を具え、全身に満ちたもの。
Mantra 73
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全肢・全関節・全身となり、ことごとく円満に成る。
Mantra 74
३७॥ तत॑श्चैनम॒न्यैः प्रा॑णापा॒नैः प्राशी॒र्यैश्चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それより後、ほかの息—吸気と呼気—をもって彼を食せよ。古のリシ(ṛṣi)たちがこれを食した、その息をもって。
Mantra 75
प्रा॒णा॒पा॒नास्त्वा॑ हास्य॒न्तीत्ये॑नमाह
「吸気と呼気がおまえを見捨てるであろう」—彼はこの人についてそのように語った。
Mantra 76
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに、私はこちらへ向けず、あちらへも向けず、また後ろへも向けない。
Mantra 77
स॒प्त॒ऋषिभिः॑ प्राणापा॒नैः
七聖仙とともに、吸気と呼気とともに(それらを我が力として)。
Mantra 78
तैरे॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तैरे॑नमजीगमम्
それらによって、彼に食させた。それらによって、彼を進ませ、その道程へと赴かせた。
Mantra 79
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana、飯の供物)である。あらゆる肢において完全、あらゆる関節において完全、全身において完全である。
Mantra 80
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことにそのように成る——四肢は具わり、すべての関節は損なわれず、全身は円満となる。
Mantra 81
३८॥ तत॑श्चैनम॒न्येन॒ व्यच॑सा॒ प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち汝は、さらに別の遍く行きわたる呪(まじない)をもって彼に施した。まさにそれによって、いにしえの聖仙たちはこのものを常に分かち食したのである。
Mantra 82
रा॒ज॒य॒क्ष्मस्त्वा॑ हनिष्य॒तीत्ये॑नमाह
「王の病(Rājayakṣma)が汝を打ち倒すであろう」――彼に向かって、かく言った。
Mantra 83
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに我は――こちらへ来るのでもなく、あちらへ去るのでもなく、また引き返すのでもなく――
Mantra 84
अ॒न्तरि॑क्षेण॒ व्यच॑सा
中空(アンタリクシャ)の通路によって、遍く行き渡る呪力をもって——
Mantra 85
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
それによって、わたしは彼に食を取らせた。それによって、わたしは彼を(再び)前へ進ませた。
Mantra 86
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana、供儀の粥)である。肢体はことごとく備わり、関節はことごとく備わり、身体はことごとく備わる。
Mantra 87
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全ての肢を具え、全ての関節を具え、全身を具え、全きものとなる。
Mantra 88
३९॥ तत॑श्चैनम॒न्येन॑ पृ॒ष्ठेन॒ प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それより後、別の面、背の側をもって彼にこれを食らわせよ――これによって、いにしえのリシたちはこれを食した。
Mantra 89
वि॒द्युत् त्वा॑ हनिष्य॒तीत्ये॑नमाह
彼は彼に言った。「稲妻が汝を撃つであろう!」
Mantra 90
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その彼を、まことに私は——こちらへも向けず、あちらへも向けず、また(私に)逆らって振り向かせもしない。
Mantra 91
दि॒वा पृ॒ष्ठेन॑
昼を背として(支え・覆いとして)。
Mantra 92
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
これによって彼に食べさせ、これによって彼を出立させた(動かし、歩ませた)。
Mantra 93
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(Odana)—あらゆる肢を具え、あらゆる関節を具え、全身を具えたもの。
Mantra 94
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まさに全き者となる—あらゆる肢を具え、あらゆる関節を具え、全身を具えた者として。
Mantra 95
४०॥ तत॑श्चैनम॒न्येनोर॑सा॒ प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、汝は別の乳房によって彼に分け与えて食させた。まさにそれによって、古のリシ(ṛṣi)たちがこの同じものを食したのである。
Mantra 96
कृ॒ष्या न रा॑त्स्य॒सीत्ये॑नमाह
「彼を耕作(犂)に引き渡してはならぬ」と、彼にそう告げた。
Mantra 97
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その彼を、まことに我は——こちらへも向けず、あちらへも向けず、背へも向けず——
Mantra 98
पृ॒थि॒व्योर॑सा
大地(पृथिवी, pṛthivī)の胸(ふところ)をもって。
Mantra 99
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
これによって彼に食させ、これによって彼を進ませた(わたしは彼を導き出した)。
Mantra 100
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそ、まことに煮た供食(オーダナ)——あらゆる肢に具わり、あらゆる関節に具わり、全身に具わる。
Mantra 101
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
すべての肢においてまったく具わり—すべての関節においてまったく具わり、全身においてまったく具わる—かく知る者は、全きものとして成就する。
Mantra 102
४१॥ तत॑श्चैनम॒न्येनो॒दरे॑ण॒ प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち汝は、彼に別の腹によって食させた—まさにそれによって、いにしえの聖仙(ṛṣi)たちがこの同じ食を食したのである。
Mantra 103
उ॒द॒र॒दा॒रस्त्वा॑ हनिष्य॒तीत्ये॑नमाह
彼にこう告げた。「腹裂きが汝を打つであろう」と—かく彼は言った。
Mantra 104
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに私は許さない——こちらへ来ることも、外へ去ることも、また私へ向き直って戻ることも。
Mantra 105
स॒त्येनो॒दरे॑ण
真理(satya)によって、腹をもって(摂受し同化する器として)。
Mantra 106
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
これによって彼に食べさせ、これによって彼を前へ導いた(その成就へ)。
Mantra 107
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これぞまことにオーダナ(Odana、供飯)である。全ての肢を備え、全ての関節を備え、全身を備える。
Mantra 108
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
まことに全ての肢を備え、全ての関節を備え、全身を備える者となる。かく知る者は、まるごとそのように成就する。
Mantra 109
४२॥ तत॑श्चैनम॒न्येन॑ व॒स्तिना॒ प्राशी॒र्येन॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、別の器をもって彼に食させよ。まさにその器によって、昔のリシたちもこの者に食させたのである。
Mantra 110
अ॒प्सु म॑रिष्य॒सीत्ये॑नमाह
彼は彼に告げて言う、「汝は水の中にて滅びん」と――かく彼は呼びかける。
Mantra 111
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
まことに我は彼を、こちらへも、あちらへも、また戻り来る方へも向けない。
Mantra 112
स॒मु॒द्रेण॑ व॒स्तिना॑
海を覆いとして。
Mantra 113
तेनै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तेनै॑नमजीगमम्
それによって我は彼に食させ、それによって我は彼を出立させた。
Mantra 114
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana、米粥の供食)である。すべての肢において具足し、すべての関節において具足し、全身において具足する。
Mantra 115
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全肢となり、あらゆる関節ことごとく具わり、全身ことごとく円満となって成就する。
Mantra 116
४३॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्या॑मू॒रुभ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それより後、ほかの一対の腿――引き裂かるべきその二腿をもって――古の聖仙(ṛṣi)たちはこの人をことごとく食らい尽くした。
Mantra 117
ऊ॒रू ते॑ मरिष्यत॒ इत्ये॑नमाह
「汝の二つの腿は滅びるであろう。」――かく彼は彼に告げた。
Mantra 118
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに我は——こちらへも、あちらへも、また逆向きにも——[向けさせず/許さず]。
Mantra 119
मि॒त्राव॑रुणयोरू॒रुभ्या॑म्
ミトラとヴァルナ、その二神の二つの腿(もも)によって。
Mantra 120
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、わたしは彼に食させた。その二つによって、わたしは彼を送り出し、定められた境遇へと至らせた。
Mantra 121
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana、供儀の飯)である。全ての肢を備え、全ての関節を備え、全身として完全である。
Mantra 122
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
まことに全ての肢を備え、全ての関節を備え、全身として完全なる者となる——このように知る者は、全き成就へと至る。
Mantra 123
४४॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्या॑मष्ठी॒वद्भ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それから、ほかの二つ——骨を伴うその二つによって——彼に食べさせよ。さらにこの分け前を、いにしえのリシたちもまた食したのである。
Mantra 124
स्रा॒मो भ॑विष्य॒सीत्ये॑नमाह
「汝は健やかとなる」——かく彼に告げる。
Mantra 125
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに私は据える——こちら向きでもなく、あちら向きでもなく、また改めてこちらへ向き直ることもないように。
Mantra 126
त्वष्टु॑रष्ठी॒वद्भ्या॑म्
トヴァシュトリ(Tvaṣṭṛ)の、骨を備えた二つの支えとともに。
Mantra 127
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、彼に食させた。その二つによって、彼を前へ進ませた。
Mantra 128
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことに、オーダナ(odana、煮た飯の供物)は、全身の肢を備え、すべての関節を備え、身体まるごと完全である。
Mantra 129
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
このように知る者は、まさに全身の肢を備え、すべての関節を備え、身体まるごと完全となる。
Mantra 130
४५॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्यां॒ पादा॑भ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、汝はもう一対の足によって彼に食を与えた——その足によって、いにしえのリシ(ṛṣi、聖仙)たちが昔この人を食べさせ養ったのである。
Mantra 131
ब॒हुचा॒री भ॑विष्य॒सीत्ये॑नमाह
「汝は広く行く者となるであろう」――かく彼はその者に告げた。
Mantra 132
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに、われは成さしめる――こちら向きでもなく、あちら向きでもなく、後ろ向きでもないように。
Mantra 133
अ॒श्विनोः॒ पादा॑भ्याम्
アśヴィン(Aśvin)双神の二つの足によって。
Mantra 134
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、わたしは彼に食を与えた。その二つによって、わたしは彼をさらに前へ進ませた。
Mantra 135
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana、米粥の供食)である。すべての肢において具足し、すべての関節において具足し、全身において具足する。
Mantra 136
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
すべての肢を具え、まことにすべての関節を具え、全身を具える——このように知る者は、具足して成就する。
Mantra 137
४६॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्यां॒ प्रप॑दाभ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
そののち、さらに別の二歩をもって、また二つの祝福をもって、古の聖仙(ṛṣi)たちはこれを食して受けた。
Mantra 138
स॒र्पस्त्वा॑ हनिष्य॒तीत्ये॑नमाह
「蛇が汝を打ち倒すであろう」――彼は彼にこう告げた。
Mantra 139
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに我は――こちらへも、あちらへも、また後ろへも(入り来ることを)許さぬ。
Mantra 140
स॒वि॒तुः प्रप॑दाभ्याम्
サヴィタル(Savitar)の前へ踏み出す二歩(進みゆく両足)によって。
Mantra 141
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、わたしは彼に食べさせた;その二つによって、わたしは彼を進み出させた(導き進ませた)。
Mantra 142
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
まことに、これなるオーダナ(odana、供食の飯)は、全き肢を備え、あらゆる関節において完全であり、全身において完全である。
Mantra 143
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全き肢を具え、すべての関節に欠けなく、身もまた円満にして、ことごとく成就する。
Mantra 144
४७॥ तत॑श्चैनम॒न्याभ्यां॒ हस्ता॑भ्यां॒ प्राशी॒र्याभ्यां॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それより後、われは他の二つの手によって彼を食ませた――古のリシたちがこれを食した、その手によって。
Mantra 145
ब्रा॒ह्म॒णं ह॑निष्य॒सीत्ये॑नमाह
「汝はバラモン(Brāhmaṇa)を殺すであろう」—彼について、かく彼は語った。
Mantra 146
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
その者を、まことに我は—こちらへも、あちらへも、また引き返して向かわせもせず—
Mantra 147
ऋ॒तस्य॒ हस्ता॑भ्याम्
秩序(ṛta)の両手をもって。
Mantra 148
ताभ्या॑मेनं॒ प्राशि॑षं॒ ताभ्या॑मेनमजीगमम्
その二つによって、わたしは彼を捕らえた。その二つによって、わたしは彼を行かせた。
Mantra 149
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにオーダナ(odana)である。四肢は具わり、関節は欠けず、全身は円満である。
Mantra 150
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに四肢具足し、あらゆる関節に欠けなく、全身ことごとく円満となり、調和ある一体へと成就する。
Mantra 151
४८॥ तत॑श्चैनम॒न्यया॑ प्रति॒ष्ठया॒ प्राशी॒र्यया॑ चै॒तं पूर्व॒ ऋष॑यः॒ प्राश्न॑न्
それより後、別の「安立(pratiṣṭhā)」によって彼にこれを受けさせよ。まさにそれによって、古の聖仙(ṛṣi)たちもこの人を受け取ったのである。
Mantra 152
अ॒प्र॒ति॒ष्ठा॒नोऽनायत॒नो म॑रिष्य॒सीत्ये॑नमाह
彼は彼に言った。「汝は安立なき者(apratiṣṭhāna)、依り処なき者(anāyatana)となり、滅びるであろう」と。
Mantra 153
तं वा अ॒हं नार्वाञ्चं॒ न परा॑ञ्चं॒ न प्र॒त्यञ्च॑म्
われはまことに彼を、こちら向きにも、あちら向きにも、また我に逆らって振り向く者にも、ならしめない。
Mantra 154
स॒त्ये प्र॑ति॒ष्ठाय॑
真理の上に安立して。
Mantra 155
तयै॑नं॒ प्राशि॑षं॒ तयै॑नमजीगमम्
これによって彼に食させ、これによって彼を前へと進ませた。
Mantra 156
ए॒ष वा ओ॑द॒नः सर्वा॑ङ्गः॒ सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः
これこそまことにodana(供飯)である——四肢ことごとく具わり、関節ことごとく具わり、全身ことごとく具わる。
Mantra 157
सर्वा॑ङ्ग ए॒व सर्व॑परुः॒ सर्व॑तनूः॒ सं भ॑वति॒ य ए॒वं वेद॑
かく知る者は、まことに全き者となる。肢は悉く備わり、節は悉く備わり、身は悉く備わり、ことごとく円満となる。
Not primarily. It is centered on śāpa/abhicāra-śakti—the efficacy of spoken formulae—while also treating hearing (śrotra) and the vital airs (prāṇa, apāna) as operative powers.
It is a direct abhicāra performative: the reciter addresses a target and commands a specific impairment (loss of hearing). The hymn treats such utterance as an action that produces the stated effect.
This is a binding technique. By negating multiple directions, the target is ritually ‘fixed’ so they cannot turn, escape, or effectively respond—an immobilization strategy that can serve coercion or protection.
Answers come straight from the texts, with the shlokas they draw on. Ask in your own words.
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