
スカンダは語る。ヴァースデーヴァ(Vāsudeva)礼拝の作法を聞いた後、実際の成就を求めるナーラダは、心を制する方法を至上の師に問う。心の統御は学識ある者にも難しく、礼拝が望む果を結ぶために不可欠であると認めるのである。これに対しシュリー・ナーラーヤナは、心こそが有身の衆生にとって第一の敵であると示し、過失なき鎮静法として、離欲(vairāgya)と規律ある修行に支えられたヴィシュヌへの観想修習(Viṣṇu-dhyāna-abhyāsa)を説く。 続いて八支ヨーガ(aṣṭāṅga-yoga)を体系的に総覧する。すなわち、ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナーヤーマ、プラティヤーハーラ、ダーラナー、ディヤーナ、サマーディであり、五つのヤマと五つのニヤマ(ヴィシュヌ礼拝を含む)を詳述する。各支分の定義を技法的に明らかにし、安定した呼吸と感官の内収を強調する。最後に解脱へ向かうヨーガ的出離の過程として、プラーナを内なる諸所に通し、諸門を封じ、ブラフマランドラに至り、マーヤーより生じたヴァーサナーを捨て、ヴァースデーヴァに一心に帰依して身を離れ、シュリー・クリシュナの神聖なる住処に到ると結ぶ。本章はヨーガ・シャーストラの簡潔な要約であると示し、自らの心に勝った後も絶えず礼拝を続けよと勧めて終わる。
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