
本章は、イーシュヴァラ(Īśvara)がマハーデーヴィーに授ける教えとして語られ、シャラバスターナ(Śarabhasthāna)の東方ほど近い地にある霊廟クンビーシュヴァラ(Kumbhīśvara)へと注意を向けさせる。そこは「比類なき」聖所と讃えられ、プラバーサ(Prabhāsa)の巡礼地の網の目の中に位置づけられて、その地勢と意義が示される。 続いて簡潔な果報(phalaśruti)が述べられる。すなわち、クンビーシュヴァラをただ拝観すること(darśana)だけで、人は一切の罪(sarva-pātaka)から解き放たれるという。聖なる地理が、浄化と解脱へ導く倫理的・儀礼的な道として提示されている。 末尾の奥書は、本章が八万一千頌から成る『スカンダ・マハープラーナ』(Skanda Mahāpurāṇa)のプラバーサ・カンダ、第一「プラバーサクシェートラ・マーハートミャ」に属し、第266章であることを明記する。
Verse 1
ईश्वर उवाच । ततो गच्छेन्महादेवि कुम्भीश्वरमनुत्तमम् । शरभस्थानतः पूर्वे नातिदूरे व्यवस्थितम् । तं दृष्ट्वा मानवो देवि मुच्यते सर्वपातकैः
イーシュヴァラは言った。「それから、ああ大女神よ、無上のクンビーイーシュヴァラへ赴くべきである。そこはシャラバの地の東、さほど遠くない所にある。女神よ、それを拝見する者は一切の罪より解き放たれる。」
Verse 266
इति श्रीस्कांदे महापुराण एकाशीतिसाहस्र्यां संहितायां सप्तमे प्रभासखण्डे प्रथमे प्रभासक्षेत्रमाहात्म्ये कुंभीश्वरमाहात्म्यवर्णनंनाम षट्षष्ट्युत्तरद्विशततमोऽध्यायः
かくして『聖スカンダ・マハープラーナ』第七巻プラバーサ・カーンダ、第一部「プラバーサ聖域功徳」における「クンビーイーシュヴァラの偉大さの叙述」と題する第266章は終わる。