
Battle Episodes and the Jewel-Origin Account from Balāṅga’s Body
ウッタラ・カーンダ第6章は、神々(デーヴァ)と阿修羅の戦いを素早い場面転換で描く。ハリはカーラネーミを討ち、ラーフは太陽と月に挑み、ひととき月を呑み込む。インドラと同盟の神々は多くの阿修羅と交戦し、ルドラの軍勢はニシュンバと戦う。 やがて物語はインドラとバラ/バリの対決に集中する。諸々の武器は効かず、恩寵や誓約にも似たやり取りが交わされたのち、ついに金剛杵(ヴァジュラ)がバラの身体を砕く。砕け散った四肢からは山岳や河川の由来が語られ、とりわけ宝石と金属の起源が示される。身体の精髄がサファイア、ルビー、エメラルド、真珠、珊瑚などの宝へと対応づけられるのである。 戦場でプラバーヴァティーは嘆き悲しむ。シュクラの仲介とジャーランダラの問いを通して、マントラと言葉により、彼女は英雄の肢体に合一するよう教示され、ついにプラバーヴァティー河となる。その水は宝石に勝れた光沢を生じさせ、悲嘆と地理と聖なる物質性とを一つに結ぶプラーナ的神学を顕す。
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